❶確実なブレーキ
時々、高齢者のブレーキとアクセルの間違いによる飛び出し事故がニュースを賑わせます。ともすると、人身事故につながるケースも、中々後をたちません。
車のメーカー側も、それに対応した処置が出来る車を販売しておりますが、さて、それでも、そのような新車に買い替えるわけにもいかない現状はあるでしょう。
信号待ちや、交差点での一時ストップでも、確実にブレーキを踏んでいないと、車は、そのまま緩やかに進んでしまい、前方車にぶつかると言う事は案外あるものです。
今日も、隣の車が、あっという間に前の車に接触するのを見たばかりでした。
思えば、その車の運転手は、車内にて、ブレーキは踏んでいたのでしょうが、体を後ろに仰け反り、後ろ座席の人と話込もうとしていたのを目にしたばかりでした。そして、あっという間もなく、前の車に「ゴツン」と当たりました。
この様な事は案外あるものです。ブレーキをしっかり踏んでいるつもりが、話に気を取られて、足元は疎かになっているのです。
幸い酷くへこむようでもない軽い接触事故だったようです。
そして、車から、降りてきた両者の会話は穏やかでした。多分悪い人ではなかったのでしょう。
事故現場を、直接見ることも稀ですが、傍らで見ていても、「あ~あ」でしかありません。
「ちょっとしたこと」でも、お金はかかるし、気分も少なくとも数日間は滅入るでしょう。
事故は、やってもやられても嫌なものです。そして、軽ければ、軽いほど、すぐ忘れがちです。
気を引き締めるしかありません。(それでも、事故は起きる時は起きます。)
車に乗っている時は、周りの人も、余計な話はしない事を肝に銘じることも、マナーであることを認識するべきです。
そして、勿論その後どうなったかは、分かる由もない事ですが。
❷ところが、これからが1つの分かれ目になります。
①このまま、見た目も何もなければ、「何もなかったので、もういいです」で終わるのか、⓶警察を呼んで、事故検証をするのかです。
全く何もなかったとしても、警察を「(すぐに)呼ばない」(事故った時には、連絡が遅れてからでは、警察に叱られる)と、「事故証明書」は出ないことになります。すると、保険会社に連絡しても保険は出ないことになります。
たとえ、少しへこんでいたとしても、両者が示談で済ませているなら、それで終わりますし、それでも、②の様にすれば、一事件として、物事が進みます。だから、ほんのちょっとでもやったと言う時は、思案のしどころでもありますが、見ただけでも分かるような物損であれば、警察に電話するべきでしょう。【保険(任意保険)を使う】【保険で直す】とはそういう事です。
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